全地航―全国地域航空システム推進協議会―

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全地航について

全地航の概要

全地航は、昭和58年 に設立され、主に地方行政の立場から小型航空機を使用した地域航空システムの推進を図るため、地方の空港及びその施設の整備、事業者の経営基盤強化のための環境整備等の活動を行っています。

航空は我が国の経済産業活動や国民生活を支える基盤であり、地方航空路線が地方創生、観光立国に果たす役割は大きく、その維持・活性化が期待されています。

大手航空事業者による路線再編などにより、地域航空事業者の旅客数は微増ではありますが増加傾向にあり、航空ネットワークの維持・拡充の観点から、より利便性の高い小型・多頻度運航化による航空輸送サービスの提供が可能な地域航空に対する期待は大きくなっています。

しかしながら、地域航空の取り巻く課題は多く、脆弱な経営基盤、少数機材運営による高コスト構造、機材故障時等の欠航、高収益路線の競争激化にともなう内部補助の限界といった課題があります。さらに旧型小型機の製造終了等に伴い機材更新時に機種変更が必要となったり、その結果機材が大型化することに伴いロードファクターが低下したりするほか、パイロット等の人材確保の難航等、今後も様々な課題が生じることが懸念されています。

全地航では、このような新しい時代に対応できるよう会員の地方公共団体の相互連携のもと調査研究、研修会やフォーラムの開催、国への要望の提出等の幅広い事業活動を展開していきます。

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